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MUSIC
今月は車のCDが復活した。そういうわけで移動中また爆音で音楽を楽しめるようになった。めでたい。

"STATE OF EUPHORIA"
ANTHRAX


はっきり言って[AMONG THE LIVING],[ATTACK OF THE KILLER B'S]等に比べるとあんまり聴いてない作品だったけど、フト聴いてみたら非常に聴き応えのある作品だった。彼等独特のスタイルが確立した後、新しい形を模索してる姿勢が感じられて 好きだ。ジョー・ベラドナの歌はやっぱり爆発力があってイキがいい。スコット・イアンのリフは相変わらず冴えてるし、チャーリー・ベナンテのドラムも炸裂してる。このバンドのサウンドは一聴してすぐわかる個性があって聞き飽きない。隠れた名作だと思う。
"Beaster"
SUGAR


[COPPER BLUE]のアウトテイク集らしいけど、こっちの方が好きだった。このバンドの個性は潔癖さ。シャキッとしてて背筋が伸びてる感じ。しかしこの人イイ曲書くなー。勢い溢れるHUSKER DUの時もカッコイイ。SUGARのナチュラルな感じもいい。この勢いで久しぶりにHUSKER DU引っぱり出して聴いた。[ZEN ARCADE],[EVERYTHING FALLS APART]聴いたらやっぱ良かった。彼等の音楽は一応コアに分類されるかもしれないけど非常に個性的で切なくていい。最近メロコアと呼ばれる音楽を耳にする機会があって聴いてたけど、やっぱパーティ・ミュージックみたいに聴こえてあんまり好きじゃなかった。HUSKER DUはもう歌わずにはいられないっていう切迫感があって胸を打たれる。これもひとつのソウル・ミュージックだと思う。SUGARはボブ・モウルドがその初期衝動から解放されて、肩の力を抜きつつでも高いテンションは維持しつつやってたから好き。そういえばANTHRAXもHUSKER DUのカバーやってた。
"20 MOTHERS BETTER TO LIGHT A CANDLE THAN TO CURSE THE DARKNESS"
JULIAN COPE


天才ジュリアン・コープの4部作のひとつ。しかし[PEGGY SUICIDE]以来この人には全く駄作なし。恐るべき男。この浮き世離れ感は異常。宇宙人に誘拐でもされたかな。この作品もジュリアン・コープにしか出せないサイケな空気が充満してて見事。不安定で意表をついてて優しくていきなり陽気に暴れ出して、と近くにいたらその目まぐるしさに唖然としそうなスピード感とチルアウト感。[THE LONELY GUY]のサウンドの浮遊感と美しさは言葉には表せない。最後の曲[WHEN I WALK THROUGH THE LAND OF FEAR]は昔ルースターズが[FOUR PIECES]の中でカバーしてたけどジュリアン・コープの昔のヴァージョンの再演なのかな。昔のヴァージョンというもの自体存在してるのかな。
"EARTHLING"
DAVID BOWIE


このアルバムが発売された頃僕達はロンドンで[SUCK MY BLOOD,BABY]のレコーディングをしていた。だから1曲目の[LITTELE WONDER]のビデオはよくMTVで見た。そのせいかこの曲は好きだった。イイ曲だと思う。アルバムは正直言って侮ってほとんど聞いてなかったんだけど、先日曲作ってる時、何気なく引っ張り出して聞いてたらやっぱりボウイの才能は枯渇なんかしてないと思った。カッコイイと思った。その楽曲も見事にボウイならではのポップスになっていて驚嘆した。彼は彼なりに今の自分を表現しようとしてる。勿論最先端の音を取り上げようと力は入れてると思うけど、実はそう言う事は彼の中でささいな事になってるような気がする。彼は自分のスタンスでソウル・ミュージックをやってる。そういう感じがした。音に注目すると勿論若い連中のむちゃな勢いはない。でも新しい事をグレイトだっていう視点を忘れて聞くとこのアルバムはピュアで美しいアルバムだと思った。本質はやっぱり彼の場合歌だと言う事を再認識した。これ以降のアルバムは全く買ってなかったけどぜひとも聴きたいと思った。
"OUTSIDER"
DAVID BOWIE


[EARTHLING]を聞き直した後、最近のボウイに興味をそそられて早速購入してみた。そしたら凄く良くて聞きまくってしまった。とても長さを感じさせない作品で、テイストとしてはベルリン録音時代の空気感が漂うけど、もっと内向的で変態的。ボウイは筋金入りの変態だと思う。こんなに退廃的な人間もいないと思う。彼は貴族になりたいと思っていて本当にこの資本主義世界の貴族になってしまった。音は[EARTHLING]よりももっと緻密で繊細。全体的にダウナーでしかしどこかカラフル。どの曲もテンションが高くて耳を奪われる。歌の不安定さまでかっこいい。恐ろしいヤツ。[STRANGERS WHEN WE MEET]は[HERO]に通じる諦観と危うさに満ちた名曲。
"BACK STREET CRAWLER"
PAUL KOSSOFF


これ買って初めて聴いた時は思わず「オーッ」と唸ってしまった。1曲目の[TUESDAY MORNING]からてきてる。役16分のジャム・セッション。でもヘンにアッパーにならず緊張感も保っていてイイ。ポール・コゾフはフリーのあのソリッドで繊細なイメージどおり偉大だった。この作品は彼の神経質で鋭いギターが堪能出来る名作。でもギタリストのエゴイスティックな作品にはならずに全体としてバンド・サウンドで凄腕のミュージシャンがリラックスして演奏を楽しんでる感じがする。フリーのメンバー勢揃いのナンバーもあってこれまたクール。ジャケも切なくていい。