");dw1.document.close();}

MUSIC
" FANDANGO! "
ZZ TOP
Warner Bros. Records Inc.
WPCR-2650
男臭さ満点のロック。テキサスのワイルドな土地に響く乾いたビート。前半はライブ、後半はスタジオ録音という構成。強力なドライブ感と異様なタメの効いたリズム。ライブ・サイドの腰の座り具合は半端じゃない。スタジオ・サイドにも名曲めじろ押し。恐ろしい程にうねるビート。無駄のない構成。弾き過ぎない演奏。あまりにもカッコイイ。『TUSH』に痺れないヤツはロックを1から聴き直した方がいいな。 しかしヤツラの駄作の無さはもう奇跡の域に達してるよ。
"I CAN HEAR THE HEART BEATING AS ONE"
YO LA TENGO
BANDAI MUSIC
APCY-8425
GUIDED BY VOICEのロバート・ポラークのソロを聞いた時はあまりのむき出しの天才性に耳を奪われた。このバンドも同じ匂いがする。ピュアで暖かくて切ない。マーキュリー・レヴの最新作にもこの内向的な美しさがあった。暗闇に時折光る水影のような叙情あふれる世界。ビル・フリゼルのソロにも通じるセピア色で、同時にリアルな手触りの名作。これは泣ける。しかし驚くべきはアメリカの懐の深さ。これだけのバンドがまだ出てくる(このバンドはもう長いけどね)、というか活動し続けているという現実に驚異の念を禁じ得ない。FUGAZIやこのバンドはあまりにも凄いよ。
"BABY,THE STARS SHINE BRIGHT"
EVRYTHING BUT THE GIRL
wea RECORDS LTD.
240966-2
最近非常によく聞くアルバム。彼等の作品の中では比較的地味な扱いだけど、これこそ磨きこまれた完璧な1枚。一瞬にしてエレガントなセピアの世界に引き込まれる。人生が美しさに満ちてるような幻想を抱かせてくれるヘロインのような作品。車の中で外の騒音をかき消すくらいの音量でかけてると、現世を忘れる。まるでもっと時間がゆっくり流れていた時代に戻ってしまったかのような気分にさせる最高に贅沢な作品。
"THE DIRTY BOOGIE"
THE BRIAN SETZER ORCHESTRA
TOY'S FACTORY
TFCK-87170
ストレイ・キャッツのメインマン、ブライアン・セッツアーのソロ。ホーン隊をバックに往年のビッグバンドのあのゴージャスなのりで、バリバリのロックをやる。しかしギターが恐ろしくうまい。必要なところで物凄いフレーズを嵐のように弾いて、スッと引く。この絶妙なバンランス感覚は、聴いててため息が出る。見た目もロックで中身も本物。ロックやるヤツはこうありたいね。『HALLYWOOD NOCTURNE』はエルロイを読みながら聴きたい曲No.1。名曲。生への切ないまでの静かな情熱と同時に強烈な諦観が漂っている。ハードボイルドな気持ちにさせる作品。タイトル曲始めクールなチューンがタップリで、ゴージャスでワイルドな気持ちになれるアルバム No.1。
"TWISTED TENDERNESS"
ELECTRONIC
Toshiba EMI
TOCP-65178
バーナード・サムナーとジョニー・マーのユニット新作。3枚目のアルバム。ジョニー・マーは好きなギタリスト。カルトのビリー・ダフィーにギターを習ったという羨ましい経歴を持つ。スミスはダウナーでシャレが効いてて好きだった。昔HALでもカバーした。バーナード・サムナーが在籍するニューオーダーは僕のカルチャーにはなかったバンド。でも今だったら楽しく聴けるかも。ジョイ・ディヴィジョンは案外好きなバンドだった。今は熱心に聴いてないけど、又マイ・ブームが来て聴くことになるだろう。エレクトロニックは正直言って全く興味なかったんだけど、偶然CDを入手して聴いてみたら、好きな音だった。キラキラしてて、ポップで、イギリス人にしか出せない世界。全然退屈しなかった。曲も彼等なりのポップスというものに凄くこだわっててイイ。BLIND FAITHの『CAN'T FIND MY WAY HOME』のカバーも切なかった。ジャケットはラスプーチンみたいに見えるけど、本人なのかな?このジャケットはなかなか訳がわからなくて面白かった。
"BLOW BY BLOW"
JEFF BECK
EPIC/SONY
ESCA-5228
ジェフ・ベックは語り尽くせない。ヤードバーズのギラリとしたプレイも好きだし、ロッド・スチュアートとやった初期のグループも好きだし、中期のジェフ・ベック・グループは愛聴した。ベック・ボガード&アピスはかなり影響を受けた。ここのリズム隊がやってるカクタスは最高にロックなバンドで大好きだ。そしてインストで作った最初のアルバムになるこの作品は僕の中ではやはりベックの最高傑作だと思う。次に出した「ワイアード」も「ゼア&バック」も好きだけどやっぱりこの作品が僕の中でのベックのベスト。感情を揺さぶられるものがあって好きだ。曲も名曲ぞろいで構成も無駄がない。暗記する程聴いた。今回CDで買い直して聴いたらやっぱり僕の心を揺さぶった。
""
PETER GABRIEL
Virgin JAPAN
VJCP-2329
この作品は何と言ってもジャケットがまずイイ。ヒプノシスの連中のセンスはやっぱぶち切れてるね。凄く謎に満ちてて同時にロック。彼等が手掛けたものの中ではシド・バレットの1枚目に匹敵する大好きなジャケット。正直言ってピーター・ゲイブリルは僕にとってロバート・フリップのようなカリスマは持ってないんだけど、凄くキャッチーで明解でいいなーと聴く度に思う。この1枚目は叙情的でキレも良くてサウンドにも個性があってヤツの歌もイイ。作品全体として見ると捨て曲と思われるものもあるように感じるけど、それを補ってあまりある良さがここにはある。ソロ第1弾だけあってやりたいこと全部やってます、という感じが初々しい。これは1枚目のアルバムでしか味わえない未完成故の良さ。
"dangerous madness"
WAYNE KRAMER
Epitaph
86458-2
元MC5のギタリスト、ウェイン・クレイマーのセカンド・アルバム。ガレージ・パンクの元祖としてフレッド・ソニック・スミスと共にMC5を支えたギタリスト。このアルバムでもソリッドなパンクから、ジャム・セッション風に自由に弾いてるものまでアイデアを率直にぶつけていてかっこいい。こういう大人になりたい。この年でこれだけロックであり続けてるなんてスゴイ話だ。日本の演歌文化には僕は絶対足を踏み入れたくない。でもこの国の空気の中にもう演歌魂は充満してるからきっと僕も汚染されてるだろうな。誰も生まれ育った環境からは逃れられない。でもこのアルバム聴いてるとふとそういう呪縛から抜けだせそうな幻想を描ける。このオヤジはイイ。
"TURNSTYLES&JUNKPILES"
PULLMAN
TOKUMA JAPAN
TKCB-71427
アコースティックでダウナーで部屋の空気感を美しく変える力を持つ作品。TORTOISE系列のバンド。これはよく聴く。朝に聴くと本当に部屋の空気が浄化されるような気分になるから不思議。
"DUSK"
THE THE
EPIC/SONY
53164
2曲目の『LOVE IS STRONGER THAN DEATH』は今僕のテーマ曲。このアルバムが心に響くようになったのはバンドの活動がヘヴィーだった数年前。買っただけで放っておいたこのアルバムを、ふと聴いてみたらダイレクトに心に刺さった。それ以来ダウナーになるとこのアルバムを聴く。前作『MIND BOMB』程派手ではないし、ある意味で地味なアルバムだと思う。でもこのバンドというかマット・ジョンソンのアルバムの中でこのアルバムは一番好きかもしれない。彼のメッセージはシンプルで個人的で、だから一層僕を捕らえて離さない。hal曰く、収録曲の『LUNG SHADOWS』はテクノ。ヴォーカリストのマット・ジョンソンは驚愕に値するアーティストだ。この詩は彼にしか書けない重みがあるし、あの歌のスゴさは一体なんなんだろう。
"LITTLE HONDA"
YO LA TENGO
BANDAI MUSIC
APCY-8425
この力の抜け方は堪らない。タイトル曲のビーチボーイズのカバーは思わずスゲーと唸った。車を運転しながら聴いててかなりハッピーになれるイイ曲。キンクスのカバーがこれまた言葉を失う素晴らしさ。このバンドは10年かけて熟成した。このバンドにしか出せない音を持ってる。続けたヤツだけが到達できる高み。ヤツラにはインスパイアされる。
"STATIS The U.A.Years 1971-1975"
HAWKWIND
ONE WAY RECORDS
S21-17607
モーターヘッドのレミーが在籍していた事でも知られるスペース・ロック・バンド、 ホークウィンドのベスト盤。チープでガレージ・テイストで暴力的にサイケで、ある意味ヘンなバンド。こういうバンドは珍しい。近いところではTWINKやPINK FAIRIESなどのハードサイケの連中がいるけど、ホークウィンドは彼等とも微妙に違くて、やっぱりスペース・ロックとしか言い様がない個性的なサウンド。