zoё's studio

MUSIC9810



(a) BAD BRAINS“attitude THE ROIR SESSIONS”
彼らの最初期の音源。今聴くとハードコアながらも案外キャッチーで驚いた。ピュアでコアでまさにアチィチュードを突きつけられる作品。

(b) MERCURY REV“EVERLASTING ARM”
彼らの3枚目のアルバムからのシングルでカップリングにアルバム未収録でスーサイドのアラン・ヴェガが参加した“DEAD MAN”収録。MERCURY REVは大好きなバンド。一時期滅茶苦茶ハマってすごくインスパイアされた。初めは日本でもソニーから出てたけど3枚目は輸入盤しか出てなかったような気がする。もし自分のリーダー・バンドを作るとしたらこういうバンドを作りたいな。

(c) JIMI HENDRIX “WAR HEROES”
JIMI HENDRIXのCDはオリジナル・アルバムというか彼の生前に出てたものと、ライブ盤と彼の死後に出たものに大きく分かれるんだけど、オリジナル・アルバムも国によって収録曲が違ってたり、ジャケットが違ってたりとヴァリエイションがあって、今はそういう音源をかっちりまとめたCDも出てて、オリジナル(生前)の音源はそんなに混乱することなく揃う。ライブ盤もやった場所、時期さえ押さえておけば主要なものは網羅できる。問題は死後に出たもので、ジミがスタジオで録りためてた音源。彼が構想していた3枚目のアルバム、その音源を元に最近、彼のエンジニアをやってたエディー・クレイマーが一枚のアルバムをリリースした。こういう形で死後のスタジオ音源は今整理が始まってるんだけど、この整理が始める前はよくわからないコンセプトでアルバムが結構出てた。この作品もその一つで思わずファンだと買ってしまう。実際ここでしか聴けない音もあるので見つけると購入してしまう。新譜としてはもうでないだろうから中古で見つけたら必ず買う。この作品も恐らく賛否両論あると思うけど僕は好き。全体的にリラックスした雰囲気が漂ってて気持ちいい。

(d) ASH RA TEMPEL 、 MANUEL GOTTSCHING“INVENTIONS FOR ELECTRIC GUITAR”
これを買ったのはレコーディングの最終日。ダビングがひとまず終了して、気分転換にすぐ近くの東京タワーに行って中にあるコズミック・ジョーカーという店で購入。この店は前から大好きで機会があると覗いてたんだけど、今回の買い物はタイミングと言い、選択したこのCDといい、あまりにもはまっていた。僕もhalも強烈に脱力してて、この店をあとにしてから買ったこのCDをかけながら港区一帯を車で1時間ほどボーっと走ってて、このサウンドのあまりのドープな肌触りにはしっててトリップ状態だった。爆音でこれをかけてたから外の音が全く聞こえなくてひたすら何重にも重ねられたディレイのかかったギターが耳鳴りみたいに鳴ってた。雨が降ってて夕暮れ時で雨のぱらつきとギターのディレイのタイミングがシンクロしだして、重力から解放されたような気分を味わった。夜の高速とかも最高だよ。やっぱドイツ人はハンパじゃないな。“E2-E4”より好きかも。

(e) BAUHAUS“PRESS THE EJECT AND GIVE ME THE TAPE ”
この作品はいい。これこそゴス。ダークでウェットでスタイリッシュでマッド。あまりに醸し出す雰囲気がダークで、昼に聴いてても夜中のような気がしてくる。ライヴだからこそ、ピーター・マーフィーのシアトリカルなパフォーマンスが浮かび上がってきて、まさに歌うドラキュラ伯爵。闇を裂く鮮血をイメージする。デヴィッド・ボウイ主演の『ハンガー』と言う映画のイントロで歌ってるのはバウハウス。あれもかっこいいよなー。‘BELA LUGOSI'S DEAD’は女の子を横に載せて夜の人気のない所を車で走るのには最高でしょう。嘘です。

(f) BAUHAUS“SWINGING THE HEARTACHE THE BBC SESSIONS”
上の作品がライヴをそのままパッケイジしたラフな勢いの作品であるのに対し、これは同じライヴでもスタジオ・ライヴなのでそれなりにかっちり作ってあって面白い。これはミックスも含めてメンバーが意図した聴かせたい部分をきちんと聴かせる作品になってて、非常にかっこいい。何と言ってもピーター・マーフィーのエキセントリックでシアトリカルな歌が炸裂しててしびれる。T.REX やBOWIEのカバーよりやっぱりオリジナルの方がかっこいい。しかしヤツラは詩の世界も良いんだよね。

(g) LOVE AND ROCKETS“LOVE AND ROCKETS”
以前『音楽と人』と言う雑誌で市川さんに取材されて、記事になったのをみたらHALを90年代のラヴロケみたいに書いてて、その時はあんまり彼の意図しようとしてた部分がわからなかったんだけど、最近彼らをまたよく聴くようになって何となく市川さんがイメージしてたものがわかった。きっと市川さんなりの最高の褒め言葉だったんだなーなんてhalと話してます。彼のHALに対する記事には何か愛があって好きだったなー。ということで、このバンドは前よりも好きです。実は深いんだよね。このアルバムでは特にロックの典型的なイメージとかキッチュな部分とかを強調してて、一見見落としがちなんだけど、実は深いバンド。最近やっと気づいた。この中に入ってる‘MOTORCYCLE’なんか、HALの‘BACKFIRE SHUFFLE’とメドレーでやってみたい。

(h) LOVE AND ROCKETS“EXPRESS”
このアルバムは一層ピュアに彼らの姿が焼き付けられたアルバムだと思う。というか “LOVE AND ROCKETS”というアルバムまでの彼らの作品にはハズレはないね。 サジ君がこの前このアルバムからかけて、クラブで聴いたときはまたかっこよかったねー。夜の空気にあうんだよね。