zoё's studio

MUSIC 9806



(a) DOWNLOAD“ Eyes Of Stanley Pain”
前から気になってて、欲しいなあと思ってたけど偶々縁がなくて入手できてなかったアルバム。何の変哲もない街のこじんまりしたCD屋にいきなりあった。実は結構マニアックな店員がいるのかなあ。元SKINNY PUPPYのメンバーがやってるユニット。音的には奇妙なダンス・ミュージック。サイキックTVのジェネシス.P.オリッジがゲストで参加してる。とにかくジャンル分けしにくい音。ほぼインストゥルメンタル。
様々なノイズが浮かび上がっては消え、ビートも唐突に断絶して、ホワイト・ノイズに飲み込まれたりする。音楽にスリルや圧倒的なものを求める人にはお奨め。こんなのが部屋で流れてたらなごめなくていい感じだよね。

(b) TRICKY“angels with dirty faces”
出ると知ってからずっと気になってたトリッキーの新譜。1st,2nd,NEARLY GOD, GRASSROOTSと基本的には手には入る物は全部追いかけてきた。最近は特にメタル化してることもあって、ダンスミュージック的なテイストの物からはゆっくりと遠ざかっているんだけど、MASSIVE ATTACKとTRICKYは外せない。どっちのアーティストも枠にくくれないところが最高。レッテルが貼られてたり、カテゴライズされちゃうアーティストは退屈だよね。この新譜も相変わらずのダークな雰囲気でしびれた。ワン・アンド・オンリーな音。爆音で聴いてる。

(c) ANTHRAX“I'm the man”
halがこのバンド大好きで、影響されて僕も好きになった。このバンドは途中でヴォーカリストが変わってて、どうやら一般に最初のヴォーカリストの時代の方が評価されてるらしい。でもhalも僕もどっちの時代も大好き。6月に入ってすぐ出るはずの新譜が滅茶苦茶楽しみ。さてこの作品は最初のヴォーカリストの時代の作品で、アルバムではなく、企画盤。タイトル曲のテイク違いというかリミックスとあとサバスのカバーとライヴ・テイクが入ってる。タイトル曲は彼等が得意なヒップホップとメタルが合体した曲で、PUBLIC ENEMYの“Bring The Noise”のカバーにテイストが近い。でもこっちの方がリラックスした感じで、これはこれでいい感じ。サバスのカバーは“Sabbath Bloody Sabbath”をやってる。比較的完コピで、曲が終わったかと思ったら“Sweet Leaf”のリフに突入するという、サバスのファンには楽しいテイク。

(d)ALICE COOPER“Killer”
このアルバムは彼の代表作の一つだと思う。個人的には彼の作品の中で最もグラム・ロック的なアプローチをしてるアルバムだと思う。‘Under My Wheels’とか本当にかっこいい。アルバムとしては“Welcome To My Nightmare”が一番気に入ってるけど、この時期のキャッチーな感じも凄い良い。

(e) ALICE COOPER“Goes to hell”
僕のフェイバリットの“Welcome To My Nightmare”の次の作品。時期的には人気に翳りが見えだして、本人もアル中でトラブり出した頃。まだコメントするほど聞き込んでないので、詳しくはいずれ。

(f) ALICE COOPER“Muscle of love”
僕のフェイバリットの“Welcome To My Nightmare”の前の作品。この時期は先述の“Killer”から始まって“SCHOOL'S OUT”,“BILLION DOLLAR BABIES”, と名作が続いてる時期なので楽しみ。買ったばかりでまだコメントできません。

(g) MATERIAL“Hallucination Engine”
(h) (V.A.)“Manifestation Axiom collection ”
この2つはどちらもビル・ラズウェル絡みの作品。彼が作ったAxiomというレーベルからの作品。もう何年か前の作品だけどね。MATERIALの方はダウナーで何とも言えない気持ちよさに浸れる作品だった。ビル・ラズウェルのセッションではマサカーというフレッド・フリスとやってるバンドがあって、攻撃的で、息を呑むテンションの作品で大好きなんだけど、それとは良い意味で正反対のベクトルを持つ感じ。雨の真夜中とかに一人で聞いてると悪魔的なほどにいい気持ちになる音。もう一つの方は、コンピレーションで彼のレーベルに所属する各アーティストの作品が1、2曲づつ収録されてる。バケットヘッドがいるPRAXISとかカルリニョース・ブラウンのユニット、バイーア・ブラックとか先述のマテリアルとかモロッコのバンドとか中近東の音とかが詰まってる非常にスリリングで無国籍な逸品。買って良かった。

(i) MICHAEL MONROE“Not Fakin'It”
MICHAEL MONROEってきっと日本で人気あるんだろうな。HANOI ROCKS時代から、アイドルみたいな感じだったんだろうね。そのせいかデヴィッド・シルヴィアンと同じ様な感じであんまり音楽通の間では評価高くないんだろーなー。まあそんなことはどうでもいいんだけど。僕が言いたいのは中古CDで300円でこれを買って、得しちゃったけど少し残念な感じもしたと。この作品は頭からケツまでロックンロール一色で爽快。思い切りが良くて出たばっかりの時は人に借りてよく聞いたな。ジャケットもかっこいいんだよね。ロック・バカ一代って感じでね。

(j) STEREOLAB“Peng!”
(k) STEREOLAB“the groop played ‘SPACE AGE BATCHELOR PAD MUSIC’”
初期の2枚のアルバム。後者の方はもうずいぶん前に輸入盤で買ってたんだけど折角またもらったので載せてみました。このバンドはこの後に出た‘transient random-noise bursts with anouncements’というアルバムが出た時に初めて知って、それを手に入れて聴いてみたら凄い良かったので他の作品も見かけたら買うようにしてた。でもTORTOISE人気もあってか、こんなにメジャーなバンドになるとは思わなかった。実は新しいヤツとかまだ聴いてなかったりする。今回手に入れた初期の作品はまだちょっとギターバンド入ってて、初々しい。気持ちいいアルバム。まあ自分がやる音楽ではないけど。

(l) tubeway army“REPLICAS”
(m) GARY NUMAN“PLEASURE PRINCIPLE”
(n) GARY NUMAN“TELEKON”
(o) (V.A.)“[RANDOM]”
GARY NUMANのトリビュート盤。2枚組で全26曲収録。MATT SHARP&DAMON ALBARNの作品は凄いかっこよくて、ちょっとBLURに対しても見方が変わった。 GRAVITY KILLSもキャッチーでロックでいい感じ。彼らの1st Albumは結構好きで、NINフォロワーのバンドの中でもFILTERに次いで評価してるので聞くのが楽しみだった。UNDERDOGもダビーでロックでかっこよかった。このバンドはこの作品で初めて知った。SUKIAも良かった。キャッチー。DAVE CLARKEのリミックスは期待しないで聞いたら予想外に骨太でとても気に入ってしまった。JIMI TENORも面白かった。MR.BUNGLEに通じる狂気と笑いの雰囲気があった。POP WILL EAT IT ITSELF のトラックもゴリゴリのロックでかっこよかった。MOLOKOという人達の音も良かった。この名前を聞くのは初めてなんだけど、凄くスマートな遅めのビートに何とも非英語圏的な発音の女の人の歌が乗るというトリップ・ホップな作品。DEADSYはこれまた初めて聞く名前だけど、大当たり。ゴス。痺れる。最近ゴス好きでね。勿論元祖ゴスなバウハウスとかトーンズ・オン・テールも好きだけど、TYPE O NEGATIVEとかマリリン・マンソンとかDANZIGとか最近面白いゴスな奴等が出てきててシンパシーを持ってるので、このDEADSYの音は個人的には大好き。ベスト・トラックかな。それは言い過ぎかな。こういうコンピレーションは外しも多くてアルバム通して統一感のあるものはほとんどないし実際このアルバムにも同じ事が言えるけど、今挙げたみたいに面白い音も沢山あったので良かった。

(p) SOULFLY “SOULFLY”
SEPULTURAを馘首されたMAX CACALERAの新バンド。プロデュースはROSS ROBINSON。ミックスはANDY WALLACE。このメンツだけでもちょっと無視できない。おまけに同じくROSS ROBINSONが手掛けてるバンドLIMP BIZKITからDJ リーサルは参加してるし、DUB WARのBENJIがゲストで歌ってるし、これは期待せざるを得ない。そしたらやっぱすごかった。ヘヴィー。サウンドはもうROSS ROBINSONサウンドで、彼がやってるKORNとかにも顕著なベリー・ロー・ピッチ攻撃。とにかく低い。重い。曲もリフも似てる。でも凄い求心力。これ以上ヘヴィーでソウルフルなアルバムあるか?って感じ。傑作。

(q) JHONNY WINTER “LET ME IN”
しかしJHONNY WINTER程クオリティーが一定してて、どれを聴いても外さないアーティストも珍しい。同時に最近の作品が彼ほど中古で安く売られてる人も珍しい。僕はPOINTBLANKというレーベルからの彼の作品はこの作品をいれて2枚持ってるけど、すさまじくロック一本槍で痺れるんだよね。このアルバムはもう頭から最後まで全くダレずに進む。冒頭の‘Illustrated Man’は歌詞も最高で、体中タトゥーが入った男の歌。‘Medicine Man’の呪術的なグルーブには引き込まれる。‘Blue Mood’も歌詞が泣かせるんだよね。テキサスのブルース・キングの傑作。

(r) ELVIS PRESLEY“ELVIS IN NASHVILLE”
HONEY DRIPPERSがほぼ完璧にカバーした‘I Got A Woman’でスタートするアルバム。まさにキング・オブ・ロックン・ロール。またバックのメンバーが無茶苦茶いい味出してて、思わず腰が動く。全てのロックはエルヴィスから始まった。“ELVIS 56”も最高だったし、やっぱ一生かけて彼の作品は聴いていきたいね。

(s) ANTHRAX “VOLUME 8-THE THREAT IS REAL!”
Yeah!ついに手に入れた。嬉しい。出てるはずなのに見かけなくて、一体どうしたんだって感じだった。やっぱり日本では評価低いのか?しかし聴いて、涙が出そうになった。待ちに待って、最初の一音からもう奴等の音で、もう最高。今回はヴァラエティーに富んだ内容で飽きさせない。音も今までのヘヴィーさに加え、軽快でスピーディーな感じ。ジョン・ブッシュのメロディーとスラッシュな音が合体して、オリジナルな音になってる。PV集も欲しいなあ。探してるけど見つかんないんだよね。

(t) JANE'S ADDICTION“KETTLE WHISTLE”
新曲がまたドープでダウナーでたまんない。ヘロインのり。でもALICE IN CHAINSのそれとも違ってヘロインとスピードをミックスしてやってるような緊張感がある。 他のテイクは未発表物やライヴ・テイクなんだけどそういう企画物にありがちな焦点が定まってない感じは全く無くて、オリジナル・アルバムを聴いてるかのような求心力があって、聴いてて幸せ。ポルノ・フォー・パイロスも良いけど、やっぱこういうのが出ちゃうともう耳が欲しがって欲しがって、たまんねー。

(u)PRIMUS “tales from the punchbowl”
初めて聴いたとき、こんな凄いベース弾きがいるのか、と絶句した。クリムゾンのメンバーとしてフリップと競演してるところが聴きたい。このアルバムはもうヤツのベースが唸りまくってて、同時にザッパ的なアホらしさも同居しててこれまた非常にオリジナルな音。気持ちいい。カウボーイの格好してるPVもすさまじく馬鹿だったなー。というか馬鹿オシャレ。

(v)GUNS N' ROSES “The Spaghetti Incident?”
これは安かったというのもあって買った。

(w)DEEP PURPLE “LIVE IN JAPAN”
これも安かった。このバンドはどの時期も好き。トミー・ボーリンはソロ2作とも大好きだし、未発表の音源のリリースが始まったときは嬉しかった。彼が在籍してたゼファーまで買ったからな。このアルバムは彼の時代じゃないけど当然大好き。完全盤が最近3枚組かなんかで出てて、そっちも欲しかったんだけどこれが偶々安くて、CDも持ってなかったし買った。前に聞いた時よりも更にスリリングに感じた。最近“MACHINE HEAD”リリース直前の頃の北欧でのライヴのビデオを買って見てたらみんなバキバキにキまってて、動きも妙で面白かった。

(x) The Smashing Pumpkins “Adore”
新作が出るとわかったらつい気になって、買ってしまった。はじめ聴いたときは、もう奴等も終わったかな、と思ったけど偶然店で耳にして、それが妙にかっこよく響いて、家でまた聴いてみたら案外良かった。

(y) THE MISSION “GOD'S OWN MEDICINE”
最近ゴス好きなので中古で見つけて思わず買ってしまった。

(z) BEASTIE BOYS “ILL COMMUNICATION”
よく考えてみるとグランド・ロイヤルのアーティストってルシャス・ジャクソン以外持ってなかった。ビースティは前作が大好きだった。何故かこのアルバム買ってなくて、買って聴いたら痺れた。今頃遅い?関係ないよね。

(a') IAN DURY&THE BLOCKHEADS“LAUGHTER”
イアン・デューリーはもう大好き。1st“New Boots And Panties!!” 2nd“Do It Yourself”はもう死ぬほど聴いた。切なくて、ファンキーで、ポジティヴで、聴くと癒されるような、元気が出るような、そんな気にさせるアーティスト。この3rd alubumは持ってなくて、手に入って嬉しい。内容は基本的にいつものハッピーで切ない彼のテイスト。タイトルが示してるように、リラックスした感じが全体にあって、楽しいアルバム。

(b') NINA HAGEN“14 FRIENDLY ABDUCTIONS:THE BEST OF NINA HAGEN”
型破りでパンクな人。馬鹿馬鹿しくてキッチュでいかがわしい。聴いてると元気出る感じ。ニナ・ハーゲン聴いて元気出すって言うのも奇妙な感じだけど、実際楽しくなる。きっとこの人自身がバイタリティーのある人なんだろう。スラップ・ハッピーのダグマー・クラウゼもそうだけど、ドイツの女性シンガーはどこかゴス感が漂う感じ。