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MUSIC

"EUPHORIA MORNING"
CHRIS CORNELL


SOUNDGARDENのヴォーカリスト、クリス・コーネルのソロ第1弾。初めて聴いた時はがっかりだった。サウンドガーデンを期待してたので、全然違うじゃんって思った。そんで買って損したくらいに思ってたんだけど、何となく引っ掛かるものがあってしばらくしてまた聴いてみたら心を打たれた。確かにこの世界はサウンドガーデンでは出来ない。クリス・コーネルの個人的な世界。独特のメロディ・ラインが頭に残る。気付くとほぼ1ヶ月毎日1回ペースで車の中で聴いてた。美しい世界。名曲めじろ押し。これ1日1回聴かないとダメ。禁断症状が出る。

"COLD AND BOUNCY"
THE HIGH LLAMAS


はっきり言って全く興味なかったんだけど、もらってたまたま聴いてたらジワジワとはまった。時の止まった閉じた世界。そこにある永遠の南の島でどこからか聞こえてくる音楽。チルアウトしたヴァーミリオン・サンズの世界。プラスティックでどこか遠い世界。デパートのディスプレイの世界のように美しくてでも手の届かない世界の音楽。リアルな世界が非現実的にハードな時、ハイラマズでそっちの世界にトリップ出来る。

"war smash hits"
(V.A.)


4つのアーティストによるコンピレーション。とにかく最初のアーティスト、KONGにやられた。これを聴くためだけにでもこのコンピは買うべきだった。音楽の持つ美しさと喚起するパワーに何度聴いても揺さぶられる。至高体験。この1曲が僕の5月を救った。しかしこのKONGというアーティスト、他で見た事も聴いた事もない。一体どういうアーティストなんだろう。気になる。でもきっとこの曲がベストだろう。そんな気がする。こんなレベルの曲をバンバン作られたら聴く方も持たない。とにかくこの1曲目のお陰でこの作品は僕にとって非常に大切な作品になった。他の収録作品で唸らされたのは2曲目のビル・ラズウェルの作品。セッション形式をとりながらもここまで整合性を持たせるのは彼ならでは。

"TWENTIETH CENTURY BLUES THE SONG OF NOEL COWARD"
(V.A.)


このコンピレーションはノエル・カワードという人のトリビュート・アルバム。プロデュースはペット・ショップ・ボーイズのニール・テナント。このコンピレーション、侮ってたら、実は相当のクオリティーだった。僕は夜車の中でよく聞いてたんだけど、上質のポップスをこんなにまとまって聴ける作品も少ないと痛感した。冒頭から美しいナンバーで、これまた侮ってたPET SHOP BOYSにいきなりやられる。口当たりのよい作品 を作る事もひとつの職人芸。参加アーティストの中でも僕が気に入っているのは、まず、TEXASの『PARISIAN PIERROT』。衒いのないストレートなアレンジと歌が以外と心に残る。切ない。あとTHE DIVINE COMEDYの『I'VE BEEN TO A MARVELLOUS PARTY』。THE DIVINE COMEDYはいかにも才能を感じるタイプのアーティストだけど、この作品は彼のアホらしさとイギリス人っぽい洒落ッ気とデジタル世代のニュアンスのなさがごった煮になってて凄まじいトラック。これはかなり好き。他にも外れのトラックがなく6月はなんだかんだ言って毎晩のように車で聞いてた。奇しくも僕の2000年の梅雨の夜を彩る音になった。タイトルからして『TWENTIETH CENTURY BLUES』、20世紀のブルースなんていかにも僕にピッタリだ。こういう美しさと切なさが同居してるような作品を書いて行きたいものだ。