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MUSIC
今月は何と言っても、さかなを発見した事に尽きる。さかなのお陰で僕は今月アーティストである事の美しさを再確認出来た。


"RHYTHM AND STEALTH"
LEFTFIELD


eがロンドンに行った時に昌巳さんに会って薦められた作品。で帰国した時にそれをhalが借りて僕がまた借りした。彼等の2枚目の作品だと思う。1枚目はやはり[MINDGATER]か[SUCK~]のレコ−ディングの時にロンドンに行った時に入手していた。この作品の面白いところはなんと言ってもそのサウンドだと思う。シ−クエンスはシンプル。とにかく彼等の美学はそのサウンドにあると思う。非常に柔らかくねばりのあるリズム。こもったようなヘヴィーなサウンド。耳に気持ちよくて思わず何度も聞いてしまう。昌巳さんの話によると彼等は自分で機材も作ったりしてるらしい。それを使用してるから故の個性的な音なのかな。ジャケットは日本の鎧。


"ULTRA-OBSCENE"
BREAKBEAT ERA


ロニ・サイズとDJ DIEとLEMONIEの3人からなるユニット。ドラムンベース離れしていた僕だけどこの作品は好きだ。リズム・アプローチは固い。非常にマシーナリー。うねるようなグルーブというよりは縦に分断された固いグルーヴ。そういうアプローチは個人的には好きじゃないんだけど、この作品はかっこいいと思った。歌もドラムンベースの独特のキラキラした世界を感じさせる雰囲気で好きだった。これまた飽きもせずよく聴いてる。


"COAST TO COAST"
G.LOVE&SPECIAL SAUCE


彼等の1枚目は名作だった。他の誰にも真似できない音を持って行た。その暴力的なくらいダウン・トゥー・アースなグルーブはそれ以降の彼等の作品でも定着したけど、最もそれが色濃く出ていたのは1枚目だろう。この作品はそのグルーヴを受け継ぎながら同時により楽観的でハッピーな歌モノになっている。力が抜けてて好きだ。相変わらず街を歩く女のコが可愛くみえる音だ。梅雨時にはあわない。暖かいか暑いくらいの気候と車の中とタバコとコーヒーにあう。ブラック・グレープもそういうバンド。


"welcome"
さかな


偶然人にもらって何の先入観もなく聞き始めたら、非常に心を揺さぶられた。豊かで繊細な世界。美しくて優しい。セオリーに従わない自由な曲作りもいい。ヴォーカリストのポコペンの声は非常に切なくて誰にも真似できない世界を持っている。最近何度も聞いてる。好きな曲もいっぱい。冒頭の『チョーキータウン』や『ロンリーメロディ』のような曲を聴けるなんて幸せだ。こんなに何度も聴けるアイティストに出会えてハッピーだ。ライブも見てみたい。あとこれの前にインディーで出た[my dear]も入手した。おいしい水のようなこの上なく僕には必要な音。これのコメントもきちんとしたいな。日本にもこれだけ美しいアーティストがいる。もっと沢山の人に聞いて欲しい。


"my dear"
さかな


復活作。この作品の後にフルアルバム[welcome]をリリースする。と言うわけで表現する事に対する瑞々しい喜びを感じる作品。清水のような美しさ。ポコペンという人は本当は歌詞なんかいらないんだろう。微妙なさざ波のような言葉に出来ない感情を表現するために言葉を借りていると思う。本当に彼女の気持ちを表現する言葉はまだ存在していないと思う。繊細すぎて今の言語体系の網からこぼれてしまうんだと思う。だから一見彼女は何も表現していない。でも何か気持ちをかき乱すものを彼女は歌う。毎日のように聴いてる。