ECCE HOMO
(※ECCE HOMOとはニーチェの半自伝的かつ狂気に満ちた晩年の作品『この人を見よ』の原題で、ここでは zoёの偏見と怒りと笑いに満ちた日々の記録である。)

*FEBRUARY '00
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2/1/TUESDAY
ヒデジ君と夕方会ってジャラさんの事とか飲みながら話す。ヒデジ君はまだ知り合って日が浅いけど僕は彼は凄く好き。なんだかダウナー具合が似てる。最近わざわざ人に会って飲んだりもしなくなった。まあ金がないというのもあるし、元来僕はそんなに人付き合いって好きじゃないだと思う。さて今月は一体どんな月になるんだろう。でも先月より良い月になりそうな予感が。しかし岡崎二郎の『アフター0』はほのぼのしててイイなー。こういうマンガ描ける人もいないよな。今月はうるう年だ。おまけに来月は誕生日だ。

2/2/WEDNESDAY
HAL FROM APOLLO'69リハ。今日は新曲トライする。良い感じ。燃える。eoeが欠けた事で僕が弾くべきモノの質が変わってより大きい範囲をカバーする必要が出て来た。これはこれで燃える。もともと僕は過剰に弾くのが好きなタイプだから。アニキによると今日は非常に珍しい日付けらしい。全て偶数で数字が揃うのは久しぶりの事らしい。1900年代はすでに9が混じってるのでNG。西暦888年の8月28日以来になるの?とにかく珍しいらしい。『心臓を貫かれて』は悪夢のような雰囲気がある読みごたえのある作品だ。まだ半分くらいしか読んでないけど目が離せない。今日はリハ終わってからhalとシゲソニックと吉牛行った。halの吉牛デビュー。初めて吉牛を店内で食べたと言って大喜びだった。相変わらずhalは侮れんのー。

2/3/THURSDAY
今日はAさんと久しぶりに会う。苦楽を共にした人で、会うのはもう少し先になるか と思ってたけど、諸事情あって、時間を作ってもらった。彼も戦い続けているので、話してたら何となく気が楽になった。多くはまだ語らない。その後、いつもコンタクト買ってる横浜南部の店に行ってコンタクト買って、ついでに度付きのサングラスも作った。お気に入りを去年のレコーディングの際、なくしてしまっていて、かなり不 便だったのでやっと作れて、嬉しかった。その後とよに会う。ミスター・ドーナツで話してたら、隣の女の子2人組+男1人の団体の女の子が帰り際に、「これ要ります?」と5点分のポイント・カードくれた。僕ととよので4点あったので合計9点。あと1点で景品をもらえる。ありがたい話だ。コンタクト買った店でサングラス作ってる時も「バンドやってるんですか?」と店の女の子に聞かれた。今日は知らない人から話し掛けられる日だった。今日は朝まで『心臓を貫かれて』読んでた。

2/4FRIDAY
今日はブルティッシュ・ブルドッグスと言うバンドのメンバーのヤマザキ君と会う。待ち合わせ場所は第3京浜都筑インターのパーキングというシブい場所。なんかの取り引きでもするみたいな気分。彼はいい感じのダウナー感のあるナイスガイだった。あのダウナー感ってわかる人にはわかるはず。緊張感と期待と幽かな諦観と自分を鼓舞する気持ちとそれに対する拒否の気持ちが入り交じったあの不思議な感じ。テープをもらって早速聴いてみたらこれが非常にかっこよかった。おまけに彼等の友達のバンドで今度4月に一緒に7thで共演するバクテリアも非常に個性的な音で感銘を受けた。オリジナリティーを持つバンドはこうやって日本にも確実に存在している。その音楽にリスペクトを払えるような音楽家達は存在する。今日の夕方いきなり電話もらって大河内と何年かぶりに会う。元気になった。あいつは最高だ。昨日くらいに偶然インターFMを彼が聞いてたらGチャンネルというジョージがやってる番組でHAL FROM APOLLO'69の『BOOSTER』がかかって、「この曲はもう5年前の曲だけど売れてなくてもこんなにいい曲もあるんだ」ってほめてくれてたらしくて、それを聞いて、大河内は電話をかけてくれた。2年以上ぶりだった。しかしこうやって友達の橋渡しを間接的にやってくれるとはジョージもありがたいヤツ。大河内はもともと中学の時からの友達で、あいつが2年の時に転校して来て、違うクラスだったけど仲良くなった。その時から写真を撮ってたんだけど、日芸写真学部に入って、卒業後中央公論社でカメラマンやってた。でも社カメじゃダメだって思って去年辞職して、今はフリーでやってる。やりたい事を貫き通してるんだと思ってこっちも勇気づけられた。彼が去年やったアジア旅行の話も面白くて笑った。チベットで坊主にバイクで轢かれたり、ヤクに乗って旅したりと波瀾万丈で面白かった。今はナンバーというスポーツ雑誌とかでも撮ってるらしい。今度立ち読みしてみよう。とにかくアイツとは高校生の時はヒッチハイクで北海道を旅したし、爆竹の火薬集めてビンにつめて爆発させるのにつき合わされたりアイツはそれで中学生にして逮捕されたり、アイツに女の子を紹介したりと色々あった。帰宅後『心臓を貫かれて』読了。強烈な本。独りで真夜中に読むにはダークな本。ダーク過ぎる本。

2/5/SATURDAY
浅尾さんと打ち合わせ。久しぶりに焼肉食った。最近めっきり食が細くなって1日1食になってる。これはよくない。

2/6/SUNDAY
今日は朝とよに会ってDM渡してもらった。その後personality crisisのリハ。ジャラさんの住居兼車の中での初リハ。アンプがいきなり飛んで、フューズ取り替えたら、中の回路が火を噴いたりアースが落ちてなくてピリっと感電したりと中々いい感じ。途中でハード・オフという中古製品の店行ってジャンク品コーナーで500円のアンプ買ったりと波乱万丈だった。やってるうちにハイになって来て、楽しかった。これは燃える。ジャラさんも忌憚なくアレンジに関して口を出して来て、楽しかった。しかし車の中でリハやってるなんてサイコーにかっこいい話だよな。これは凄いよ。こんなこと誰もやってない。まさにオレ達は20世紀のブルージーな精神異常者だ。まさか横浜の港北ニュータウンの片隅でオレ達が演奏してるとは誰も思うまい。

2/7/MONDAY
午前中に、先日作ったサングラスが送られて来た。ヤッター。黄色いレンズで怪しいけど、個人的には気に入った。夜halと僕と北原で緊急ミーティング。最近生命力がアップしてきたのだ。こういうキツイ時こそ戦略を立てて頑張ろうと燃えた。帰りに車の駐車禁止とられて、罰金が1万5千円と言われて「そんな金ありません、金なくて払えないとしたらどうしたらいいんですか?」と試しに警察官に聞いたら、「そういう相談はココにしてくれ」と苦笑しながら言われて電話番号もらった。こんな事だったらばっくれればよかった。でもhalの家の近くってよく行くからなー。今日1日慣れない黄色いレンズで通したら夜頭が痛くなって来た。目の負担は頭痛とかで出るんだなーと思った。

2/8/TUESDAY
personality crisisリハ2回目。ジャラさんの車、通称ジャラスタで。燃える。楽しい。しかしドラマーが変わるとこんなに音楽も変わるなんてビックリだ。これがいわゆるマジックなんだろうな。オレ達は最高にかっこいいぜって思える瞬間があるなんて最高だ。帰りヒデジ君とラーメン食べてたら外がいきなり大雪降り始めて驚いた。ヒデジ君を途中まで送って行く間も窓ガラスに向かって雪が吹き荒れてて中々サイケだった。「オレ達は今嵐の吹き荒れるコロラドの山の中を走ってる」と僕がふざけて言ったら、「あと何マイルで新横浜に着くんだ」とヒデジ君が言い出しておかしかった。こりゃ積もるなと思ってうんざりしてたら帰りにはやんでしまった。帰宅して家でジョン・カーペンターの『ヴァンパイア最後の聖戦』を見た。キャラにニュアンスはなかったけど、映像がドライで見てて面白かった。マスター・ヴァンパイアに追われてる時、車で逃げてるんだけど、「追い付かれる、もっと飛ばせ、もっと飛ばせ」って主人公が絶叫してて、マスターが走ってくる様子は全く映らないのに、これだけ飛ばしても車に追い付いてくるっていう設定が面白かった。

2/9/WEDNESDAY
HAL FROM APOLLO'69リハ。今日はhalは体の調子が悪かったので欠席。楽器隊3人で合わせた。今日も色々模索して燃えた。ライブが楽しみ。既存の曲も全く違うアプローチでやろうとしてるので新鮮。[MINDGATERZ],[BACKFIRE SHUFFLE],[UP],[SUPERNEUTYPE],[PSYCHO]等をやる。最後の曲は新曲。今日は夕方から夜にかけて異常に寒かった。その後halのお見舞い行ってhalと話してから帰った。帰ってからジェフ・ブリッジズが出てる『隣人は静かに笑う』を見た。中々後味の悪い暗い映画だった。久々にビデオ熱が復活してるけど見事に最近見たモノのうちの2つにジェフ・ブリッジズが出てる。最近プライベートで色々励まされる事があって自分の中の心境が変わった。少しラクになった。気負いやエゴに振り回されないように意識的に力を抜こうと思い始めた。これは僕には革新的な心境の変化。ある意味で力んでいるのは音楽やってる時だけで、普段の生活にまでそういう狂気を持ち込まないように努力(?)してる。

2/10/THURSDAY
今日は復活の日。色々な意味で今日からまた始まる。

2/11/FRIDAY
昨日が復活の日で、今日は受難の日。とんでもなく肉体的にも疲弊した1日だったけど、もう僕はこんな事は鼻で笑える。でも今日何があったかはまだ僕の中で人に話す程には笑い話になってないのでヒデジ君にも話さなかった。新横浜で夜9時くらいにヒデジ君を拾って夜9時半過ぎくらいから駒沢公園に駐車してあるジャラさんの車でpersonality crisisのリハ。朝3時過ぎに解散。今日も濃い練習だった。今日の日中の受難がふっとんだ。しかしこの3人は凄い。最高にクールでスカしててブルースで、とにかく敢えて自画自賛するが、かっこいい。真夜中の駒沢公園の傍でまさかpersonality crisisがリハやってるとは誰も思うまい。

2/12/SATURDAY
今日は今週初の何も予定がない日。きままに暮らす。やっぱヒマなのが一番。でも何だか今日は自分の中でちょっとプライベートの問題提起がされた。エルビス・コステロの曲で[she plays around]と言う曲があるけどあの曲が切なく心に響く。

2/13/SUNDAY
halの調子が悪いみたいなので様子を見に行く。それで何時間か話して帰宅する。今日はウェスリー・スナイプスの『ブレイド』を見た。思ってたよりずっとかっこよくて刺激的で僕はあの映画最高に気に入った。しかしアメリカ人っていうのは恐ろしい。こんな映画をつくり出すだけでも大したものだと思う。

2/14/MONDAY
おっと今日はヴァレンタイン・ディーだ。そして僕は今日はpersonality crisisのリハやってた。燃える。ヒデジ君もジャラさんも笑える。演奏してて、俺等かっこいぃーって思わず叫んじゃうね。夜はヤマグチさんの家にhalと北原君と行く。

2/15/TUESDAY
今日は仕事。帰宅後『ディアボロス』見る。「虚栄」という言葉がテーマになっているある意味哲学的な悪魔映画だった。『ブレイド』の後に見るとインパクトは弱いけど面白かった。キアヌ・リーブスのいかにもハリウッドっていう演技はある意味アメリカ映画のひとつの正統的な後継者なんだろうなーと思わせるモノがあった。クオリティーうんぬんは別にして。でもガス・ヴァン・ザントが撮ったリバー・フェニックスと出てる映画『マイ・プライヴェート・アイダホ』の時はあれはあれでインディペンデントな俳優っぽかったし、まあ撮る監督で違うんだろうな。

2/16/WEDNESDAY
HAL FROM APOLLO'69リハ。hal復帰。燃える。今日は『DRAGOON』がニュー・アレンジで蘇った。『PSYCHO』『SUPERNEUTYPE』も非常に良い仕上がり。終わってからメンバーと北原とメシを食う。多くの曲がガラリとイメージを変えて行く。その過程がまたスリリング。音の錬金術師の気分。

2/17/THURSDAY
personality crisisリハ。綿密に楽曲を練る。帰りにまたヒデジ君とラーメン喰う。そのラーメン屋が以前にテレビで紹介されたらしくてその部分を延々とループしてビデオで流してて妙な感じだった。そこのメインのラーメンは漢方やら色々入ってて気になるお値段は一杯 1500円。でもなんだかラーメンに1500円払うのは週刊誌に1万円払うみたいでなんだか奇妙な感じだった。ラーメンは千円札1枚で食えないといけないと僕は思う。その中で創意に満ちた味を表現すべきだ。その店は「魔法の石トルマリン」とか銘打ってトルマリン石とか何か奇妙な道具を1万円くらいで売ってたりと妙な店だった。夜は久しぶりに家の掃除をする。その後ワインとコーラを割ったオリジナルのヘンな飲み物を作って飲みながら『死の蔵書』読む。

2/18/FRIDAY
eoeを先生に機材の勉強の日。1月に会って以来久々に会った。今日はサンプラーについての疑問を色々説明してもらった。

2/19/SATURDAY
personality crisisライブ。今日はとにかく燃えた。ヒデジ君を新横浜でピックして2人で下北沢に向かう。3時半が入り時間と聞いてて、行ってみると誰もいない。スタッフの人に聞いてみたら僕達のリハは5時からだった。急いでジャラさんに電話して近くのファミレスで合流。ダラダラ、3人でバンドの事について話してたら今度はリハに少し遅れてしまった。今日はDJもやるし忙しい。開場してからヒデジ君と交替で曲かけ始めた。今日はロック、それもちょっとルーツっぽいもので攻めた。ちなみに僕がかけたのはカルト、ラブロケ、デビッド・ボウイ、デイブ・リー・ロス、レッド・ツェッペリン、INXS等最高に明解な選曲。ヒデジ君はバウハウス、ゲイリー・グリッター、YBO2、スージー・クアトロ等グラム・ロックな感じだった。今日は出番1番目だったので、曲をかけつつ適当にフェイドアウトしてステージに昇った。曲かけつつビール飲んでたのでちょっとほろ酔いだったかも。まあこのバンドはチルアウトしたところも持ち味って事でリラックスしつつ演奏を始めた。そして燃えた。曲名を間違えたりはしたけど演奏はジャラさんを迎えての1発目にふさわしいものだったと思う。1番目なのに案外お客さんも来てくれて嬉しかった。対バンのサーフコースターズの中君はHAL FROM APOLLO'69のインディ時代からの知り合い。こういう形で再会するとは思わなかった。4月も一緒に屋根裏でやるし。久々に見たサーフは非常にコアでガレージな感じでカッコよかった。中君は本当にギターうまいよなー。聞き惚れるよ。終わってからメンバーと居酒屋で打ち上げた。3人で、ドカーンと行くかーと盛り上がった。3月のライブはジャラさんは参加しないけどリハは続ける。今日はとにかく面白かった。おなじみのryuにshinyaにdelta-1にsanaちゃんにサエラ嬢にメグにYanにnoriA達の顔が見れたのがまた楽しかった。友ちゃんも来てくれた。友ちゃんの感想として「3人とも見事にヒモの才能があるよ」って言ってくれたのが最高におかしかった。noriAに本をまたもらった。これが非常にインスパイアされる本だった。ジェニー・ホルツァー『言葉の森で』と言う本。彼女についてはデニス・ホッパーが撮った『キャッチファイアー』という映画を見た人ならすぐわかると思う。ジョデイ・フォスターがやってた役。言葉、フレーズをアートの純粋な形式として、電光掲示板で流したり、ポスターにして街中に貼ったりしているアーティスト。極限まで圧縮されて放たれた言葉。とにかくインスパイアされた。

2/20/SUNDAY
浅尾さんミーティング。halにエンジンがかかってほっとした。明日は仕事。雪振ったら最悪だなー。ポストを見たら、たくさんの請求書の中に分厚い封筒が入ってて、開けてみたらキクチ君が送ってくれたサンプルCDだった。ありがたいー。キクチ君も義理堅いヤツだよな。恩返ししないとな。夜全然眠れない。今日、何だか扁桃腺が腫れてて、抗性物質飲もうと思って、手許に何もなかったのでバファリン飲んだ。

2/21/MONDAY
仕事。halは取材。と言うかキヨシって言う人と雑誌の対談。僕は別の仕事。外は最高に寒い。敢えて英語で言うならbig chillだった。今日外をバイクで走ってたらもう春の匂いがしてちょっと幸せだった。帰宅して熱い風呂につかってメシ喰いに行って、ついでにビデオ借りた。ジョエル・シュマッカー監督、ニコラス・ケイジ主演の『8mm』。夜、レッド・アイ作って飲みながら観た。かなりインパクトを受けた。ダーク。この監督、実は結構好きで、この映画もデビッド・フィンチャー(だっけ?)もびっくりのダークさだった。 2/22/TUESDAY 今日はオフ。 2/23/WEDNESDAY HAL FROM APOLLO'69リハ。前回のリハのテープがこれまた最高で愛聴していたので今日は楽しみだった。今回はアニキの提案でバンド形態で『CRASH DRIVING BLUES』をやってみたら、まだ固まってはいないいんだけど、凄く何かドキドキするような響きを持っててこれまた今後のアレンジの仕方とか考えると興奮した。

2/24/THURSDAY
今日は忙しい1日。日中仕事して、夜横浜でTVKの石井さんと打ち合わせ。仕事は疲れるけど疲労のお陰で何も考えなくなるので今の僕には大切。TVKのジングルを作る仕事の件で。石井さんに凄まじい占い師の話を聞いて非常に興味をそそられた。3月3日のメガデスの神奈川県民ホールのライブに行ける事になった。やったー。ソニーの林さんが異動になったので一緒に仕事することもしばらくないんだと思うと本当、人生は一期一会だと思った。先日のリハのテープをもらって車の中で聴いてたら非常に興奮した。かっこいい。hal曰く、HAL FROM APOLLO'69はlove,death&sexというキーワードがあると指摘されて、これは凄く今の僕達を表わしてると思った。相変わらずhalは鋭い。ここに今後のHAL FROM APOLLO'69というバンドのフォーカスを絞って行きたいと思った。G.LOVE&SPECIAL SAUCE[COAST TO COAST]買う。キクチ君から送ってもらったTERRY CALLIER[LIFETIME]がチルアウトして気持ち良い。

2/25/FRIDAY
今日も仕事。2日連続は初めて。夜とよと会う。

2/26/SATURDAY
夜CLUB24の関口さんとBRUTISH BULLDOGSのヤマザキ君と会う。野毛の渋い店で飲む。小さな昔からある感じのバーで5人くらい座れるカウンターと将棋盤くらいの2人用のテーブルが2つしかない。アナログが大量に置いてあって、ビデオもかなり置いてあった。そのラインアップを見てたらバウハウスとかカルトとかcanまであったので驚愕して早速バウハウスをリクエストした。まともな演奏シーンを見るのは初めてで目を奪われた。ピーター・マーフィーってあんなかっこよかったのか。ダニエル・アッシュは今の日本のビジュアル系の元祖だった。でもオリジナリティー故の荒々しさがあってこれまた感心した。デヴィッドJも見事に一目見ただけで強烈にキャラが伝わって来て、とにかくフロント3人のインパクトに絶句した。BRUTISH BULLDOGSとの4月のイベントはそんなビデオを見たりしたのもあってか、新しいゴシックの要素を持ち込もうという話になった。取りあえずロウソク立ててみるか、とか黒ミサやるかとか盛り上がった。

2/27/SUNDAY
今日も仕事。夜personality crisisのミーティング。9時半頃にヒデジ君を新横浜でピックして第3京浜都筑のパーキングに集合した。ジャラ家(カー)でビールなんか飲みながらryuに録画してもらった前回のライブを見た。自分達の事を言うのもおこがましいが、かっこよかった。その後、4月に手伝うかもしれないジャラさんがやはりヘルプしているテツという人の映像を見た。この人のバックをpersonality crisisでヘルプしてもらえないかとジャラさんから提案があってまあ面白いかなと思って今日資料を見せてもらった。その後なぜかジョン・マクノートン監督、マット・ディロン、ケビン・ベーコン、『スクリーム』の主演の何とかキャンベル、ビル・マーレイとかが出てる『ワイルド・シング』を3人で見た。なぜあの映画を3人で車の中で見てるのかはよく考えると奇妙だか、とにかく映画は面白かった。あのドライな雰囲気は彼が同じく監督した『ヘンリー』を思い起こさせたけどかなりユーモア色も強くてそのアンバランスさが面白かった。舞台となったフロリダも非常にフロリダっぽくて好きだった。ワニ、湿地、カラフルな家、下着みたいな格好の女の子達。

2/28/MONDAY
オフ。と思ったら夜、北原とミーティング。日中はのんびり過ごす。メールしたり本読んだり。『死の蔵書』はゆっくり読んでるけど面白さが持続してこんなにのんびり読んでても途中でやめてない。こういう本もいいもんだ。最近知り合いが『ジョジョの奇妙な冒険』を第3部の終わり、28巻くらいまで借りて来て、それを又借りして読んだら非常に笑えて面白かった。この作者は『魔少年ビーティー』を中学生くらいの時に少年ジャンプで読んで感銘を受けて名前がインプットされてたんだけど、『ジョジョ』は何となく読んでなかった。子供向けに書いてるという印象を勝手に持ってた。でも読んでみたら荒唐無稽さの中に幾つも笑えるところがあって実は侮れない作品だと思った。ワイアードのベックとかディオとかツェッペリとかメッシーナとロギンスとエシディシ(AC/DC?)とかいちいち出てくる名前も面白い。

2/29/TUESDAY
うるう年。4年に一回。2月も終わりか。そんな日に仕事。もう1回、もっと大きく状況をグルッと回転させなければ。それがHAL FROM APOLLO'69が生き残る道。